毎年4月29日に行われる海津天神社の春の例大祭です。神社には2基の神輿が祀られ、宮司が祝詞をとなえます。色鮮やかな化粧まわしを着けた若衆に担がれ、2基の神輿は海津天神社を出発。海津と西浜の二手に分かれて、「ヨーイヤサージャー」のかけ声を掛け合い、神輿を上下左右に激しく揺さぶり蛇行しながら海津、西浜地区を練り歩きます。二手に分かれたところで落ち合いしばしの休憩の後、夜の部が始まり、神輿を担いだ若衆はもう一度同じコースを練り歩きます。2基の神輿は再び落ち合い、神社に還御し、祭りは最高潮の盛り上がりをみせます。境内では、松明の薄明かりの中、神輿の激しい「おねり」が行われます。
この祭りは、海津港が北陸から京都への輸送基地として賑わった300年前から始まったと言われ、その当時、回船問屋で働く若者達が力士をまねて化粧まわしを着け、美しさを競ったのが始まりといわれています。
- 所在地
- 滋賀県高島市マキノ町海津1253
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- お問い合わせ
- 海津天神社 TEL:0740-28-0051
- アクセス
- JRマキノ駅からマキノ高原線バスで「海津」下車、徒歩約3分