カタカナの町「マキノ」は高島市の北端に位置します。
北は福井県に接し、南西を琵琶湖に面し、古代より畿内と北国を結ぶ最短路として開かれ、その後も湖上交通の要衝として栄えた歴史をもちます。 今も湖畔には往時の面影を残す石積みが残され、海津大崎の桜並木や湖水の綺麗なマキノサニービーチなど湖岸景観は抜群です。
また、赤坂山麓のマキノ高原や温泉、四季折々に表情を変えるメタセコイア並木、農業公園マキノピックランド等、高原エリアにも人気観光スポットがあり、オールシーズン楽しめるレジャーのメッカです。
約2.4kmに約500本が並ぶ並木道。春は芽吹き・新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々に見せる美しい景観は訪れる人々を魅了します。隣接する農業公園マキノピックランドでは四季折々の果物等の収穫体験ができます。
旬の果物狩りが楽しめる農業公園です。マキノピックランドは果樹園ゾーン・沿道修景ゾーン・パークゾーンの3つから構成されています。
約800本のソメイヨシノが琵琶湖岸延々4㎞にわたり爛漫に咲き誇ります。美しい桜のトンネルを散策できるだけでなく、シーズン中にはお花見遊覧船が運航し、湖上からのお花見も楽しめます。
1784 年創業、鮒寿しの老舗。二冬かけてじっくりと発酵熟成させた鮒寿し。乳酸菌発酵のコクのある酸味と旨味ある自慢の一品。
日本の白砂清松百選に選ばれた松並木が続く湖畔には、琵琶湖で最も美しいと言われるマキノサニービーチ高木浜と知内浜の2つの水泳場があります。平成18年春には快水浴場百選にも選ばれています。
赤坂山の麓にあり、冬は真っ白なゲレンデ、春・秋は緑のじゅうたんが広がりオールシーズン楽しめる高原。マキノ林間スポーツセンターや、農業公園マキノピックランド、マキノ高原民宿村など周辺施設も充実しているので、林間学校やスポーツ合宿等のベース地としても最適です。
琵琶湖をはじめとする河川や内湖のほか、湖岸の石積み、共同井戸、知内川で続けられている伝統的なヤナ漁など、多様な水文化が存在するマキノ町海津・西浜・知内地区。
平成20年、この地区の水辺景観が全国で5番目の重要文化的景観に選定されました。歴史的には、日本海から琵琶湖を経て京都・大阪に向かう湖上・陸上交通網の結節点として古くから多くの人や荷物が行き交い、特に江戸時代には西近江路(北国街道)の宿場・港町として繁栄した地域です。重要文化的景観「高島市海津・西浜・知内の水辺景観」では、その景観を構成する重要な要素として、この海津・西浜の石積みのほか、海津漁業協同組合旧倉庫、知内川漁業者組合旧倉庫のほか江戸時代に建造された町家5軒を定めています。(※内部見学は不可)