緑豊かな饗庭野山麓と琵琶湖の間に広がる肥沃な平野に恵まれたこの地域は、自然と共存しながら生活する姿がまちのあちこちで見られます。
比良山系の伏流水が湧き出し、水路となって集落を巡り、琵琶湖へと流れていきます。湧き水を生活用水に利用した「かばた(川端)」や、きれいな水が流れる水路など、かつて日本のどこにでもあった風景が残っています。また「高島ちぢみ」や「高島帆布」に代表される織物の産地としても知られています。
高島市を代表する特産品の品々、食品・地酒・工芸品・繊維製品などを幅広く取り揃えております。2013年の全国発酵食品サミット以降、注目を浴びる『発酵食品』や、クールビズムーブメントでその品質を全国に知らしめた『高島ちぢみ』の衣料品、高島帆布の鞄などが充実しています。
明治13年から続く老舗料理屋。松花堂弁当や会席料理、お寿司等、幅広く提供いたしております。すぐ近くには針江生水の郷があり、川魚や地元野菜を使った料理を、リーズナブルな価格で味わっていただけます。
非日常的な異次元空間でトマトとオニテナガエビを究極の循環システムで育成しています。皆様の目と鼻と耳を楽しませる施設を見学いただき、トマトの収穫体験が出来ます。
新旭の琵琶湖沿いの道路(湖周道路)では、春になると延々約6kmにわたりソメイヨシノがピンク色に染まります。春の琵琶湖を背景に、自然の移り変わりを体感できるこのコースはサイクリングコースとしても人気があります。
びわ湖岸のヨシ原が新芽を出し始める新緑の季節、黄色の花を咲かせる「ノウルシ」。例年4月下旬から5月上旬にかけて琵琶湖の風景に溶け込むように群生が広がります。ウォーキングやサイクリングなど、春の湖畔の散策をお楽しみください。
ヨシの群生地は、ニゴロブナなどをはじめとする湖魚や多くの野鳥の生息の場になるとともに、琵琶湖の水質保全をも助けています。保全のために毎年3月頃にはヨシ焼きが行われます。
新旭の観光スポットを楽しくまわるコースをご案内します。
下記の所要時間は「徒歩」です。
JR新旭駅
JR新旭駅
新旭町針江(はりえ)・霜降集落は綺麗な湧き水の豊富なエリアです。地域の人はこの水を生水(しょうず)と呼び、昔から大切に利用してきました。琵琶湖周辺の豊かな自然と水辺の暮らしや人々に触れながら、現代の暮らしを見つめ直すきっかけを感じていただけるようにと、案内も行っています。→ 詳しくは「針江生水の郷委員会のホームページ」へ。