琵琶湖の北西部・高島市には、四季折々の美しい自然がいっぱい。
春は、「日本のさくら名所100選」に選ばれている「海津大崎の桜」をはじめ、市内で様々な花が見ごろを迎えます。
自然いっぱいの春の高島に、お花見に来てみませんか?
桜
4月初旬
エドヒガンは長寿の桜で、今津町内では平成14年春に「いまづ自然観察クラブ」が分布調査をし、平野部で樹齢が10年から400年ほどの樹135本を確認しました。中でも、奈良時代の創立を伝える酒波寺(さなみでら)の境内にそびえるエドヒガンの1本桜は見事です。酒波集落の北側の山麓にあります。春になると参道脇のソメイヨシノも厳かに咲きみだれ、参拝する人々の目を和ませてくれます。
4月初旬
海津大崎並木口から北へ約1km、海津の墓地の中に1本の老樹「清水(しょうず)の桜」があります。樹種はアズマヒガンザクラ。樹齢300年以上といわれ、水上勉の小説「桜守」の中でも賞賛されています。加賀藩前田候が上洛の折、何度もこの桜を愛でたことから「見返りの桜」とも呼ばれています。海津大崎の桜より少し早く満開見頃を迎えます。
4月上旬~中旬
新旭町の湖周道路は、春になると延々約6kmにわたりソメイヨシノがピンク色に染まります。春の琵琶湖を背景に、自然の移り変わりを体感できるこのコースはサイクリングコースとしても人気があります。
4月上旬~中旬
朽木の宮前坊から大野あたりまでソメイヨシノが安曇川沿いをピンク色に染めます。朽木ならではのゆったりとした時間を過ごしながら里山のお花見をお楽しみください。
4月上旬~中旬
春、著名な画家が思わず描く筆をとめた、という逸話が残るほど美しく豪華な「ソメイヨシノ」は樹齢80年を超えており、4月中旬には約800本が咲き誇り、延々4kmにわたって爛々たる風情を造り出します。海津ならではの湖岸から望む景色も人気があります。近畿圏では桜の遅咲きの名所として毎年多くの花見客で賑わいます。
4月上旬~5月上旬
マキノ高原には八重桜・大島桜・ソメイヨシノ計約1000本が、高原上部一帯に昭和58年度に植えられました。種類毎に開花時期がずれるので、長期間にわたりお花見を楽しむことが出来ます。お花見の後はマキノ高原温泉「さらさ」でゆっくりとおくつろぎください。
たかしま花めぐり
4月上旬~中旬
カタクリは、雑木林が新葉をつけるまでの短い期間に、春の日差しを浴びて花を咲かせ実をつけると同時に、小さな歯を一生懸命働かせて光合成し養分を鱗茎に蓄えます。そして、雑木林が葉をつけ夏の強い日差しを遮ることにより土の中が適温敵湿となり、翌年に向けて長い眠りにつくことができるのです。この恵まれた環境を守り後世に引き継ぎ、いつまでも可憐な春の妖精がこの地に咲き続けるために、 観察は必ず保護エリアの外からお…
4月上旬~中旬
中世の山城である清水山城跡付近では、春になると可愛らしい山野草が私たちを迎えてくれます。特に、城跡から少し山手にあがった場所にある"山の駅"付近の山道に咲き誇るミツバツツジの群生は見事です。
4月上旬~4月中旬
びわ湖畔のヨシ原が新芽を出し始める新緑の季節、黄色の花を咲かせる「ノウルシ」。高島市新旭町の湖畔では、4月上旬から5月にかけて琵琶湖の風景に溶け込むように群生地が広がります。フォトツアーやウォーキング、サイクリングなど、春の湖畔の散策をご満喫ください。※ノウルシ群生地一帯の北部に位置する新旭浜園地近辺の木道橋は腐食が進み大変危険ですので進入禁止となっています、ご注意ください。なお、ノウルシ木道橋以…
4月中旬~5月上旬
春、今津からマキノへと続く湖岸道路を走ると、琵琶湖を背景に群生するハマダイコンの白い花に目が惹きつけられます。大根が野生化したもので、市内の湖辺でも所々に見られますが、今津町の浜分~桂浜園地付近の群生は特に綺麗です。
5月下旬~6月上旬
箱館山を越えた谷あいの平池では、例年5月下旬~6月上旬(年によって前後します)、カキツバタが淡紫色の花を咲かせてくれます。1万本とも言われるカキツバタの濃い紫色が、雨に濡れた山々の緑と鮮やかなコントラストを描き出しています。ビラデスト今津より徒歩約10分の場所に平池があります。