琵琶湖の北西部・高島市には、四季折々の美しい自然がいっぱい。
春は、「日本のさくら名所100選」に選ばれている「海津大崎の桜」をはじめ、市内で様々な花が見ごろを迎えます。
自然いっぱいの春の高島に、お花見に来てみませんか?
長寿の桜で知られるエドヒガン。今津町内では平成14年に地元団体が分布調査をし、平野部で樹齢が10から400年ほどの樹135本を確認しました。中でも、奈良時代創立と伝わる酒波寺の境内にそびえる樹齢340年以上といわれる1本桜は可憐で見事。春は参道脇のソメイヨシノも厳かに咲きみだれ、参拝する人々の目を和ませてくれます。周辺集落には「竹生の桜」や「夫婦桜」と呼ばれ親しまれているエドヒガンもあります。
マキノ町海津の墓地の中にある1本のアズマヒガンザクラ。樹齢300年以上といわれ、水上勉の小説「桜守」の中でも賞賛されています。加賀藩前田候が上洛の折、何度もこの桜を愛でたことから「見返りの桜」とも呼ばれています。
新旭町の湖周道路は、春になると延々約6kmにわたりソメイヨシノがピンク色に染まります。春の琵琶湖を背景に、自然の移り変わりを体感できるこのコースはサイクリングコースとしても人気があります。
朽木の宮前坊から大野あたりまでソメイヨシノが安曇川沿いをピンク色に染めます。朽木ならではのゆったりとした時間を過ごしながら里山のお花見をお楽しみください。
樹齢80年を超える老木から次世代へ引き継ぐ若木まで約800本のソメイヨシノが咲き誇り、延々約4kmにわたり爛々たる風情を造り出します。湖岸から望む景色も人気があり、近畿圏では遅咲きの名所として毎年多くの花見客で賑わいます。
ソメイヨシノ・大島桜・八重桜計約1,000本が、マキノ高原エリア一帯に植えられています。種類毎に開花時期がずれるので長期間にわたりお花見を楽しむことが出来ます。