高島ちぢみ
江戸時代から生産されてきた伝統織物"高島ちぢみ"。その伝統は絶えることなく今日まで受け継がれています。タテ糸、ヨコ糸からなる織物のヨコ糸に強い撚(よ)りをかけた糸を使って布面にシボ(凸凹)を出したものが、ちぢみと呼ばれます。このシボがあるため肌に密着せずサラッとした肌触りで、吸湿性・速乾性・通気性に優れ、高温多湿な日本の風土に適した被服素材として、夏の肌着はもとよりスポーツ・カジュアル・ナイティ・和装とあらゆるシーンで活躍しています。
江戸時代から生産されてきた伝統織物"高島ちぢみ"。その伝統は絶えることなく今日まで受け継がれています。タテ糸、ヨコ糸からなる織物のヨコ糸に強い撚(よ)りをかけた糸を使って布面にシボ(凸凹)を出したものが、ちぢみと呼ばれます。このシボがあるため肌に密着せずサラッとした肌触りで、吸湿性・速乾性・通気性に優れ、高温多湿な日本の風土に適した被服素材として、夏の肌着はもとよりスポーツ・カジュアル・ナイティ・和装とあらゆるシーンで活躍しています。
帆布は船の帆としても使われた厚手の平織布のこと。織物の町"高島市"の帆布鞄は素材としての確かな品質と丈夫さを生かしたしっくりと手に馴染む鞄です。デザイン性・機能性のこだわりはもちろん、縫製においても地元の職人が確かな技術で丁寧に作っています。
「扇骨」とは文字どおり、扇子の骨の部分(紙以外の部分)のことです。江戸時代、安曇川の氾濫を防ぐため、土提に真竹を植えていました。約300年前から、この竹を活用して作りはじめたのが高島扇骨です。現在、全国の扇骨生産の約90%を占めるに至っています。完成品の多くは京都で地紙を貼って「京扇子」となり流通していますが、市内で独自の地紙を貼り「近江扇子」として製品化も進んでいます。
江戸初期、元和年間に初代藤野雲平が京都にて毛筆づくりを始めたのが起源。雲平筆は中国唐代に起源を持つ「巻筆」と呼ばれるものです。和紙を腰に巻く手間のかかる製法で、この技術を伝えるのは、わが国では雲平筆のみ。腰が強く弾力性に富んでいることから名筆として書家に根強い人気があり、まさに伝統の逸品です。「巻筆」は、滋賀県知事指定伝統工芸品となっています。
大正3年創業以来、燃焼の安定性が最高といわれる希少な天然材料、櫨(ハゼ)の蝋にこだわり、職人の手で一本一本作られています。芯の周りを囲むように、蝋を幾重にも重ねて太くしていきます。油煙が少なく、炎に安定があるのが特徴で様々なシーンで重宝されています。近年ではお米のヌカから抽出した蝋分を使った、環境にも人にもやさしいお米のろうそくも注目されています。 癒し効果のある"本物の灯り"は大切な人のお土産にもおすすめです。