戦国時代、織田信長の甥である織田信澄が築城した大溝城として発展しました。
今でも古い家並や町割水路など、城下町の面影を残しています。高島は優れた近江商人を輩出した土地でもありました。中でも、近世から近代初頭にかけて活躍した「小野組」は有名で、明治時代には三井組と肩を並べるほどの豪商でした。大溝の街角には、今もどっしりした商家の建物が残り、当時の繁栄をしのばせています。また、南玄関口には琵琶湖の中に朱塗りの鳥居が立つ姿から"近江の厳島"ともいわれる白鬚神社があり、その雄大な景観を一目見ようと、近年は外国人観光客も多く訪れています。
国道161沿い、湖中に朱塗の大鳥居が建つ姿はとても美しく、道路を挟んでは立派な社殿が鎮座しています。社歴は近江最古といわれ、本殿は国の重要文化財に指定されています。
国道161号線沿い、絶景レイクビューを眺めながらランチができる。おすすめは白ひげぶっかけそばスペシャル特上鯖ずし(2ヶ)セット。平日は珈琲をサービスしています。
国道161号線沿い、白鬚神社の南側に位置する景色の良い一角にあるお店です。昭和27年創業以来、変わらぬ味の「豚汁」や、年中楽しめる「おでん」がおすすめ。人気メニューは、その豚汁を使用した「豚汁うどん」や「豚汁ラーメン(こく辛もあり)」。
大溝陣屋の正門である総門は、陣屋に関係する建造物で唯一現存する貴重な文化財です。現在は、高島・大溝エリアの案内拠点「大溝まち並み案内処」として、大溝城御城印とお城カードの取り扱い等も行っています。
織田信澄が築城した城で設計者は明智光秀、浅井三姉妹二女・初が京極高次と新婚生活を送った城と伝わります。現在は特徴的な石垣を残しています。大溝城の外堀、幾多の歴史ロマンを秘める乙女ヶ池とあわせて散策してみてはいかがですか。
西近江路は、大和と北陸地方を結ぶ最短路として早くからひらけ、遠く北陸へ赴任する官人や旅人の重要な交通路でした。万葉人が、都と北陸地方との往き帰りに高島での旅の叙情を詠んだ歌が幾首か残っています。
比良の山裾、標高300~400mの山腹に広がる棚田。オーナー制度による維持・保全の取り組みとともに‟日本の原風景"と高く評価され、日本棚田百選にも選定されています。
商家をリノベーションした「高島びれっじ」では、食事や体験等を楽しむことができ、観光客の人気スポットとなっています。